「日常英会話で使えるスラングやおしゃれなフレーズが知りたい」「インスタやSNSで外国人がよく使っているネットスラングや略語の意味が知りたい」
この記事では、ネイティブが日常でよく使うスラングやおしゃれなフレーズ、SNSやテキストメッセージで使われる略語の意味を例文と合わせてわかりやすく解説します。
僕は海外在住経験があり、現地の友達とのやりとりをする中で、全く意味のわからないフレーズやスラングが多々あり、最初はとても混乱していました。
しかし、素直に意味を聞き、自分でも使っているうちにいろんな言い回しやフレーズがあることを知りました。
この記事で紹介するスラングやフレーズは、実際に僕もアメリカで使っていたものを中心に、わかりやすく短い例文も載せているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
日常英会話でよく使われるスラング15選
まずは、日常英会話でよく使われるスラングの意味とそのスラングを使った例文を見ていきましょう。
ask out
「ask out」のは本来、「招く」といった意味がありますが、スラングでは、「(人)を(デートなど)に誘う」という意味になります。
If you really like her, just ask her out.
彼女のことが本当に好きなら、デートに誘いなよ!
buck(s)
「buck(s)」は、主にアメリカで使われるスラングで、ドルの意味です。
I got this T-shirt for 10 bucks.
このTシャツは10ドルで買ったんだ。
bull shit / B.S.
「bull」は「牛」という意味の単語で「shit」は糞と言う意味の単語。
二つが合わさると、「嘘だ!でたらめだ!ありえない!」と言う意味になります。日常会話の中でよく使われるスラングですが、SNSやテキストメッセージなどでは「B.S.」と略されることもあります。
あまり綺麗な言葉ではないため、どちらかというと男性がよく使うスラングです。
A: I won ten thousand dollars in the lottery!.
B: That's bull shit!
A: 宝くじで1万ドル当たったんだ!
B: 嘘だ!
chill out
「chill out」は本来「落ち着く」、「くつろぐ」といった意味がありますが、スラングでは、「(友達と)たわむれる、遊ぶ」といった意味になります。
If you are free after school, let's chill out!
学校終わった後、暇なら遊ぼうよ!
da
「da」は若者によく使われるスラングで「the」の意味です。
「The」の発音は「ザ」よりも「ダ」に近く、洋楽のヒップホップなどでもよく使われています。
You da man, Ken!
ケン、お前こそ男の中の男だ!
dope
「Dope」は元々はドーピングのドープで、「マリファナ」や「麻薬」、「間抜けなやつ」といったマイナスな要素が強い言葉ですが、スラングでは、「最高」「かっこいい」といった真逆の意味になります。
Your sneakers are so dope!
お前のスニーカー最高にカッコいいな!
duh
「duh」も若者の間でよく使われるスラングで、「ダァ」と言う発音になります。
「分かりきっている」、「当たり前に知っている」というような時に使うスラングで、相手を少し馬鹿にしているニュアンスもあるので、かなり親しい仲の人との会話でよく使われます。
ちなみに、ビリーアイリッシュの大ヒット曲、「bad guy」の中でもこの「Duh」は出てきますが、この歌詞では「はあ?何言ってんの?あんたばっかじゃない?」といった少し威圧的な意味になります。
A: Are you gonna go to the party tonight?
B: Duh!
A: 今夜、パーティー行く予定?
B: 当たり前じゃん!
freak out
「freak out」も日常会話でよく使われるフレーズで、「怖がらせる」「ビクビクさせる」「パニックにさせる」と言う意味になります。
The news freaked me out.
そのニュースは私をパニックにさせた。
gotcha
「Gotcha」は「I got you」を短くしたスラングで、「わかった」「了解」といった意味で使われます。
A: We'll meet at the station in 15 minutes.
B: Gotcha!
A: 15分後に駅に集合ね。
B: 了解!
hit up
「hit up」も日常でよく使われるスラングで、「〜に連絡する」と言う意味です。
Hit me up when you arrive there!
そこに到着したら(私に)連絡ちょうだい!
kinda
「kinda」は、日常会話でもよく使われる「kind of」の略語で、「〜っぽい」「〜な感じ」「ちょっと〜」といった意味になります。
100%とは言えないけど、多分きっとそうかな…というニュアンスのときによく使われます。
He is kinda annoying.
彼はちょっと鬱陶しいんだよね。
I'm off
「I'm off」は、使い方がいろいろあるので少し注意が必要なスラングです。
一般的に「I'm off today」と言う場合は「今日は休みだ」となりますが、「I'm off」のみの場合は、「行ってくるね」「もう行くよ」「もう帰るよ」といった意味で使われることが多いです。
I have to get up early tomorrow so I'm off.
明日は早起きだからもう帰るよ。
my bad
「my bad」はとても親しい友達や家族との会話でよく使われるスラングで、「ごめん」と言う意味です。
A: You are 10 minutes late!
B: My bad. I got something to do.
A: 10分遅刻だよ!
B: ごめん!ちょっと用事があって。
no way
「no way」も日常会話でよく使うスラングで、「絶対に無理」「嘘でしょ、信じられない」「すごい」など、様々なシーンで使われます。
A: In some Asian countries,people eat frogs.
B: No way!
A: アジアの国では、カエルを食べる国があるんだよ。
B: 嘘でしょ! 絶対に無理。
picky
「picky」は、「好みにうるさい」「選り好みする」と言う意味で、主にアメリカで使われるスラングです。
I'm quite picky.
私は好き嫌いが多いです。
日常英会話で使われるおしゃれなフレーズ15選
ここでは、知っているとちょっとかっこいい日常英会話で使われているおしゃれなフレーズを紹介します。紹介するフレーズをネイティブとの会話で使うと、「お、英語わかるんだ!」と思ってもらえるかもしれません。
a piece of cake
「a piece of cake」は直訳すると、「一切れのケーキ」と言う意味です。しかし、日常会話でよく使われるのは「超簡単」と言う意味になります。
「一切れのケーキなんてペロっと食べられるよ」と言うところから、「容易にできる」と言うニュアンスになったと言われています。
ちなみに、その逆で、「tough cookie」の直訳は「硬いクッキー」ですが、「気丈な人、頑固な人、手強い人」といった意味でよく使われます。
Riding a bicycle is a piece of cake.
自転車に乗るのは超簡単だ。
break the ice
「break the ice」は直訳すると「氷を壊す」ですが、日常会話では、「緊張をほぐす」「口火を切る」といった意味で、初対面での会話や、グループ内の会話で先に発言をする場合などによく使われます。
I tried to break the ice and started conversation with Kate.
緊張をほぐそうと私からケイトに話しかけた。
couldn’t care less
「couldn’t care less」は、直訳すると「これ以下で気にすることはできない」となります。つまり、「全く興味がなく、どうでもいい」と言う意味になります。
I couldn’t care less about their relationship.
彼らの関係について私は全く興味がない。
down to earth
「down to earth」は、文章からも比較的意味が理解しやすいイディオムかもしれませんが、「地に足をつける」といったニュアンスになり、「現実的な」「堅実な」「常識のある」と言う意味になります。
He is very down to earth.
彼はとても堅実です。
easy peasy
「easy peasy」は「easy」つまり、「簡単」をより強調した表現になり、「楽勝」といった意味になります。
A: How was the test today?
B: It was easy peasy.
A: 今日のテストどうだった?
B: 楽勝だったよ。
eat like a horse
「eat like a horse」も文章から推測できるかもしれませんが、「馬のように食べる」つまり、「大食いである」「ガツガツ食べる」といった意味になります。
「eat like a bird」という言い方もあり、こちらは逆に「小食である」と言う意味になります。
My boyfriend eats like a horse.
私の彼氏、大食いなのよ。
get out of hand
「get out of hand」は、直訳すると「手から出ていく」となりますが、日常会話では、「手に負えない」と言う意味で使われます。
This problem is getting out of my hand.
この問題は私の手に負えなくなってきた。
get one's head around
「get one's head around」は、直訳すると難しくなるイディオムで、「〜を理解する」と言う意味です。「頭の中で捕まえる」と言うニュアンスで覚えるとわかりやすいかもしれません。
I can't get my head around these tax forms.
こういう税務書類はさっぱり理解できない。
the tip of the iceberg
「the tip of the iceberg」は、直訳でもわかりやすいイディオムで、「氷山の先端」つまり「氷山の一角」と言う意味です。
This is just the tip of iceberg.
これは氷山の一角に過ぎない。
There are plenty of fish in the sea
「There are plenty of fish in the sea.」は直訳すると、「海にはたくさんの魚がいる」ですが、日常会話の中では、「他にもっといい人がいるよ」「選択肢は他にもあるよ」と言う意味で使われます。
恋人にフラれてしまった友達を慰める時や、就職活動のアドバイスとしても使えるイディオムです。
Don't worry Ken,there are plenty of fish in the sea.
心配するなケン、他にもっといい人がいるよ。
touch wood
「touch wood」は、主にイギリスで使われるイディオムで、直訳すると「木に触れる」ですが、実際は「幸運を祈る」と言う意味で使われます。
由来は、木の中には精霊が宿っており、木に触れると幸運が訪れるという迷信から来ています。アメリカでは「knock on wood」と言ったりもします。
The deal will be agreed on Friday, touch wood.
その取引は金曜日には合意に至るだろう、幸運を祈って。
over the moon
「over the moon」は、直訳すると「月を超える」ですが、日常会話では使い方が全く異なり、「とても嬉しい、最高に幸せ」と言う意味になります。
なんとなくニュアンスで、「月を超えられるくらい幸せの絶好調」と覚えても良いかもしれません。
I was over the moon when I heard the news.
その知らせを聞いた時、私をとても嬉しかった。
million-dollar question
「million-dollar question」は、直訳すると「100万ドルの質問」となりますが、実際の意味は「とても難しい質問」や「なんとも答えられない質問」といった意味になります。
「正解すれば100万ドルの賞金がもらえるほど難しい質問」と言う由来を覚えておけば、理解しやすいかもしれません。
That's the million-dollar question.
それは難しい質問ですね。
no-brainer
「no-brainer」は、日常会話や洋楽の歌詞などでもよく出るフレーズですが、「brain」は「脳」、その前に否定系があるので「考えるまでもないこと」「当然のこと」と言う意味になります。他にも「愚か者」「間抜け」と言う意味もあります。
This problem is a no-brainer to me.
この問題は、私には考えるまでもないよ。
ring a bell
「ring a bell」は、直訳をすると「鐘を鳴らす」ですが、日常会話では「ピンとくる」「感覚的に思い出す」と言う意味になります。
クイズ番組で正解がわかったらボタンを押すように、何かを閃いた時に鐘を鳴らすといったイメージで考えると覚えやすいかもしれません。
It doesn't ring a bell.
ピンとこないな。
外国人がインスタなどSNSで使う略語やスラングの意味
最後は、インスタなどのSNSや、テキストメッセージで外国人がよく使う略語やネットスラングを紹介します。
AKA / a.k.a.
「AKA / a.k.a.」は、SNSなどでもたまに出てくる略語ですが、読み方はそのまま「エー・ケー・エー」と言います。
「AKA」は「Also Known As」の略で、「別名」「~としても知られている」といった意味になります。
Football, aka soccer is one of the most popular sports in the world.
フットボール、別名サッカーは、世界で最も人気のスポーツの一つです。
ASAP
「ASAP」は「As Soon As Possible」の略で、「できるだけ早く」と言う意味です。
I need your help asap, it's emergency!
緊急事態だから、至急あなたの助けが必要なんだ!
btw
「btw」は、「by the way」の略で、「ところで」「ちなみに」といった意味です。
Btw,have you seen this movie?
ところで、この映画見たことある?
B-day
「B-day」は、「Birthday」の略、つまり「誕生日」と言う意味です。
Happy B-day!
誕生日おめでとう!
cuz
「cuz」は「because」を崩した形のスラングで、テキストメッセージやSNSでよく使われます。
I quit the job cuz I hate my boss.
社長が気に入らなかったから仕事辞めた。
ez
「ez」は、そのままの読み方をすればわかりやすいかもしれませんが、「easy」としてテキストメッセージやSNSで使われるスラングです。
This game is so ez for me.
このゲームは僕には簡単すぎるよ。
fr
「fr」もテキストメッセージやSNSでよく使われる略で、「for real」つまり、「マジで」と言う意味です。
A: I heard Ken is dating with Karen.
B: Fr?I thought he likes Sara.
A: ケンはカレンと付き合ってるらしいよ。
B: マジで?ケンはサラのことが好きだと思ってた。
Grats / gz
「Grats」は、テキストやSNSで使われる略語で、「Congratulations」の略で、「おめ!」「おめでと!」といった意味です。同じ意味で「gz」もよく使われます。
Grats on your wedding!
結婚おめでと!
goat
「goat」は、スポーツ選手などに対してよく使われるネットスラングで、「greatest of all time」の頭文字をとったもの。「史上最高」と言う意味になります。
ちなみに「goat」は「ヤギ」と言う正しい単語もあり、SNSでは、「greatest of all time」→「goat」→「🐐」と、ヤギの絵文字で表現することもあります。
Ohtani is goat!
大谷は史上最高(の野球選手)だ!
idk
「idk」は、「I don't know」の略、つまり「わからない」と言う意味です。
A: Do you have time this weekend?
B: IDK, let me check the schedule.
A: 今週末時間ある?
B: わからない。スケジュールを確認してみるね。
lol
「lol」はSNSで非常によく使われるスラングで、「laugh out loud」の略です。意味は「大笑い」で、日本で使う「笑」や「www」に似た表現になります。
I just watched movie you sent, your dog is so funny lol!
送ってくれた動画見たよ。あなたの犬めっちゃ面白いね(笑)
omg
「omg」は見たことがある方も多いかもしれません。「oh my god」の略で、直訳だと「おぉ、神様よ」となりますが、「マジで」「やばい」といった意味になります。
OMG are you ok?
マジで!?大丈夫?
plz / pls
「plz / pls」はテキストメッセージでよく使われる略語で、「please」の意味になります。
Plz feel free to call me if you need help.
助けが必要な時はお気軽にご連絡ください。
R.I.P.
「R.I.P.」は、SNSなどでよく使われるスラングですが、著名人や偉大な人が亡くなったときに使われる「Rest In Peace」の略で、「ご冥福をお祈りします」と言う意味です。
R.I.P.
(著名人の訃報について)ご冥福をお祈りします。
sup
「sup」と言うマリンスポーツがありますが、日常会話でよく使われるのは全く別の意味になります。「What's up?」を短くしたもので、「調子はどう?」と聞く時に使います。
ちなみに「What's up?」と聞かれた時の答え方としては、「Not much」「Nothing much」「Same as usual」など、「特に何もないよ」「相変わらずだよ」といった返答、もしくは、「What's up?」と逆に聞き返してあげても良いでしょう。
「What's up?」は、「How are you?」とは異なる挨拶で、元気かどうかを聞いている訳ではなく、「最近調子どう?」「何かあった?」といった近況を聞いているニュアンスの質問になります。「I'm fine」や「I'm good」とはあまり答えないので気をつけましょう。
A: Sup?
B: Not much. you?
A: 調子どう?
B: 相変わらずだよ。あなたは?
TTYL
「TTYL」はテキストメッセージでよく使われる略語で、「Talk To You Later」つまり、「また後でね」と言う意味になります。
Let's see at the station at 6pm.Ttyl!
6時に駅集合ね!また後で!
thanx
「thanx」は、字面でそのまま発音すればわかるかもしれませんが、「thanks」の略、つまり「ありがとう」の意味です。
A: I bought a souvenir for you.
B: Really? thanx!
A: お土産買ってきたよ。
B: マジで?ありがとう!
jk
「jk」は、日本では「女子高生」の略でよく使われますが、英語での意味は異なります。「just kidding」の略で、「冗談だよ」と言う意味になります。
I'm jk haha.
冗談だよ、ハハ!
ur
「ur」は、テキストメッセージでよく使われるスラングで、「you are」の意味です。
Ur so smart!
あなた賢いね!
w/
「w/」もテキストメッセージでよく使われるスラングで、「with」の意味です。ちなみに、「w/o」と言う表記で、「without」の意味で使われます。
I want to go to the party w/ you.
あなたと一緒にパーティに行きたい。
yup
「yup」もテキストメッセージでよく使われるスラングで、「yes」の意味です。
A: Did you finish your homework?
B: Yup.
A: 宿題終わった?
B: 終わったよ。
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