「日本人が少ない国へ留学したい。日本人が少ない留学先のメリットやデメリットが知りたい。日本人留学生が少ないおすすめの留学先や語学学校が知りたい。」
この記事では、英会話留学におすすめの日本人の少ない留学先について解説します。
僕は、アメリカのニューヨークに語学留学をしていた経験があります。
当時、ニューヨークは日本人に非常に人気の都市であったため、同じ学校に日本人が20名以上在籍していることもありました。知らない外国の地で日本人に遭遇すると、どうしても仲間意識が生まれ、留学に来ているのに日本留学生と共に行動をしてしまうこともありました。もちろんマイナスなことばかりではなかったのですが、もっと日本人が少ないところへ留学すればよかったと後悔をしたこともありました。
この記事では、そんな僕の失敗経験をもとに日本人留学生が少ない場所へ留学することのメリットと、日本人留学生が少ないおすすめの留学先を紹介します。
今回紹介する留学先は、英語圏で、留学生に人気の国でありながら、日本人が圧倒的に少ない地域もあるので、ぜひ最後まで読んでみてください!
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日本人が少ない留学先の3つの特徴
日本人にあまり知られていない
オーストラリアのシドニーやカナダのトロントなどは、留学生に人気の地域として知られており、年間を通して多くの日本人も留学先に選びます。
一方で、英語圏のヨーロッパの離島やイギリス領土の島国など、英語が学べる語学学校があることがあまり日本人に知られていない地域であれば、日本人留学生も少なく、留学先の穴場と言えます。
気候が不安定
フィリピンのセブ島やアメリカのロサンゼルスなど、日本人好みの温かく、天候が安定している国や地域は留学生に人気が高く、日本人留学生も多くいます。
しかし、年間を通して寒い地域や雨が多い地域などはあまり日本人に好まれないため、日本人留学生が少ない傾向にあります。
観光スポットや遊ぶ場所が少ない
英語の勉強はもちろん、現地での観光や語学学校の友達と遊べるというのが留学生の特権であり、せっかくお金をかけて留学するのだから勉強以外も楽しみたいという留学生は多いです。
そのため、観光スポットや遊ぶ場所が少ない離島や郊外は、日本人留学生が少ない傾向にあります。
日本人が少ない場所へ留学するメリット
英語を話す機会が増える
僕も留学の経験がありますが、日本人が多い語学学校の場合、つい日本人と日本語で話してしまたり、仲良くなって一緒に行動してしまうこともあります。
もちろん、マイナスなことばかりではないですが、せっかく海外に留学をしに来たのに日本人とばかり話して遊んでいるのでは留学の意味があまりなくなってしまいます。
日本人が少ない留学先に行くことにより、外国人の友達を作らなければいけない状況に身を置くことができるので、自然と会話は英語になり、英語を話す機会が増えていくので、その分英会話スキルも伸びやすくなります。
英語の勉強に集中できる
日本人留学生が少ない国や地域は、観光や遊ぶ場所が少ないという特徴があるため、一緒に時間を過ごすのは、自然と学校の友達やホストファミリーに限られてきます。
そのため、毎日どこかに遊びに行くという習慣は少なくなり、余った時間で、学校で学んだ英語の復習や予習に時間を使うことができるので、短期間で英語力を身につけられる可能性があります。
リアルな海外生活体験ができる
日本人留学生が少ない留学先では、学校の友達やホストファミリーと過ごす時間が長くなります。
僕の友達には語学学校が終わってから、ホストファミリーの牧場の手伝いをしていたという人もいます。
周りに遊ぶ場所や観光スポットが少ない分、家族の手伝いをするなど、言語を超えた留学体験を味わうことができる可能性があります。
日本人が少ない場所へ留学するデメリット
困った時に頼れる人が少ない
日本人留学生が周りにいないことの一番のデメリットは、やはり言語の壁です。
留学をし始めた最初の期間は、わからないことばかりで、言葉も聞き取れず、苦労することが多々あると思います。そんな時に、日本人留学生が同じ学校にいれば、日本語で相談して、問題を解決してくれることがありますが、日本人が少ない場所ではなかなかそうはいきません。
困った時や問題が起きた時には、外国人の友達や学校の先生、ホストファミリーに相談し、英語が理解できるまで聞かなければいけないため、苦労は倍以上になることもあります。
しかし、自分で英語で相談し、問題が解決された時には、あなたは大きく成長できたと実感することもできるでしょう。
日本人が少ない留学先とおすすめの語学学校5選
それでは最後に、日本人が少ない留学先とおすすめの語学学校を紹介します。
今回紹介する地域は、本当に日本人が少なく、街を歩いていてもあまり日本人を見かけない場所ばかりなので、本気で英語漬けの留学生活を送りたい方には非常におすすめです。
オーストラリア アデレード|インターナショナル・ハウス(アデレード)
オーストラリアのアデレードは、南オーストラリア州の州都で、オーストラリアの他の都市と比べて日本人が少ないため、街で日本人を見かけることも少ない地域です。
治安もよく、物価も安いため、留学生にとっては最適な場所と言えるかもしれません。
おすすめの語学学校は、インターナショナル・ハウス(アデレード校)です。
創設1953年の長い歴史を持つ語学学校インターナショナル・ハウスで、アデレード校は2023年にオープンしたばかりの新キャンパスになります。
立地がよく、現時点での日本人生徒の割合は全体の1%ととても低いので、日本人の少ない学校への語学留学を考えている方には非常におすすめです!
国 | オーストラリア(Australia) |
地域 | アデレード(Adelaide) |
日本との時差 | +1.5時間 |
平均気温 | 1月:17℃〜29℃ 7月:9℃〜16℃ |
主な交通手段 | バス・電車・トラムなど |
3ヶ月あたりの留学費用 | 合計費用:95〜105万円 内訳:航空券、海外留学保険料、パスポートやビザ、学費、生活費など ※2023年12月時点 |
おすすめの語学学校 | インターナショナル・ハウス(アデレード校) |
ニュージーランド ウェリントン|アップ インターナショナル カレッジ
ニュージーランドの北島南端部にあるウェリントンは、ビルやショッピング街が並ぶ都会と、美しい海や森が共存する都市です。
市内にはオシャレなカフェやレストランが立ち並び、歴史的建造物やショービジネスも盛んな都市なので、留学中に観光を楽しむこともできます。
おすすめの語学学校は、アップ インターナショナル カレッジです。
ニュージーランド最大の教育グループの一つ「UP EDUCATION」の語学学校で、英語を本気で勉強したい方や、現地で大学進学を目指す方には最適な学校です。
日本人生徒の割合は全体の5%と低めで、留学生の数は500名以上と多いのが特徴です。
国 | ニュージーランド(New Zealand) |
地域 | ウェリントン(Wellington) |
日本との時差 | +4時間 |
平均気温 | 1月:14℃〜21℃ 7月:7℃〜12℃ |
主な交通手段 | バス・電車・ケーブルカーなど |
3ヶ月あたりの留学費用 | 合計費用:98〜108万円 内訳:航空券、海外留学保険料、パスポートやビザ、学費、生活費など ※2023年12月時点 |
おすすめの語学学校 | アップ インターナショナル カレッジ |
カナダ ハリファックス|Canadian Language Learning College (CLLC)
カナダ ノバスコシア州の州都であるハリファックスは、日本人が少ない都市で、現地に住んでいる日本人留学生が「街を歩いていてもほとんど日本人と会うことはない」と言うほどの場所です。
ハリファックスは、港町なので、シーフードが美味しいことで有名です。
冬は気温が低く、11月には最低気温が1℃くらいになり、その寒さが4月まで続くので、日本と比べると冬が長く感じるかもしれません。
おすすめの語学学校は、Canadian Language Learning College (CLLC)です。
CLLCは、少人数制の語学学校で、1クラス平均10名程度でレッスンが行われます。
年間を通して日本人留学生の割合が5%と低いので、カナダで英語漬けの留学を送りたい方におすすめです。
国 | カナダ(Canada) |
地域 | ハリファックス(Halifax) |
日本との時差 | +13時間 |
平均気温 | 1月:-9℃〜0℃ 7月:14℃〜23℃ |
主な交通手段 | バス・フェリー |
3ヶ月あたりの留学費用 | 合計費用:140〜150万円 内訳:航空券、海外留学保険料、パスポートやビザ、学費、生活費など ※2023年12月時点 |
おすすめの語学学校 | Canadian Language Learning College (CLLC) |
アイルランド ダブリン|インターナショナル・ハウス(ダブリン校)
イギリスのイングランドとウェールズの沖合にあるアイルランド共和国も、近年留学先として注目を集めている国の一つです。
アイルランドの首都ダブリンは、映画のロケ地としても話題となった音楽が伝統的な都市であり、英語圏でありながら日本人が少ないのが特徴です。
ダブリンでおすすめの語学学校は、インターナショナル・ハウス(ダブリン校)です。
オーストラリア アデレードでも紹介したインターナショナル・ハウスのダブリン校ですが、ここも日本人の割合が1〜3%と非常に少ないのが特徴です。
さらに、学校はダブリンの中心街に位置しているので、帰りにショッピング街をぶらぶら歩いたり、オシャレなレストランやカフェに行くこともできます。
国 | アイルランド(Ireland) |
地域 | ダブリン(Dublin) |
日本との時差 | +9時間 |
平均気温 | 1月:2℃〜8℃ 7月:11℃〜20℃ |
主な交通手段 | バス・電車・路面電車など |
3ヶ月あたりの留学費用 | 合計費用:108〜118万円 内訳:航空券、海外留学保険料、パスポートやビザ、学費、生活費など ※2023年12月時点 |
おすすめの語学学校 | インターナショナル・ハウス(ダブリン校) |
アメリカ合衆国 シカゴ|Kaplan International English(カプラン・インターナショナル・イングリッシュ / シカゴ校)
シカゴはイリノイ州のミシガン湖畔にある、アメリカ最大の都市のひとつです。
日本人が少ないというイメージはあまりないかもしれませんが、ニューヨークやカリフォルニアと比較すると圧倒的に日本人の人口が少なく、日本人が少ないアメリカの留学先として密かに人気の都市です。
もちろん、アメリカの郊外である、ミシシッピ州やルイジアナ州など日本人人口の割合が0.1%に満たない程低い地域もありますが、語学学校が非常に少なく、質の悪い語学学校もあるため、今回はシカゴを選びました。
シカゴでおすすめの語学学校は、Kaplan International Englishです。
カプラン・インターナショナル・イングリッシュ シカゴ校は、バス停から徒歩5分という好立地で、有名な観光スポットであるシカゴ川や夏の人気スポットであるオークストリートビーチへも歩いて行くことができます。
日本人留学生の割合が8%とアメリカでは低くく、本場アメリカで英語漬けの毎日を送りたい方には非常におすすめです。
国 | アメリカ合衆国(the United States of America) |
地域 | シカゴ(Chicago) |
日本との時差 | +15時間 |
平均気温 | 1月:-6℃〜0℃ 7月:21℃〜28℃ |
主な交通手段 | バス・地下鉄・タクシーなど |
3ヶ月あたりの留学費用 | 合計費用:170〜200万円 内訳:航空券、海外留学保険料、パスポートやビザ、学費、生活費など ※2023年12月時点 |
おすすめの語学学校 | Kaplan International English |
まとめ
ニューヨークに語学留学をしていた僕からすると、「日本人の留学生が少ない場所に行きたい」と考えているあなたは、とても素晴らしいと思います。
何もわからない海外で、日本人に遭遇した時はとても嬉しく、つい仲間意識が生まれて仲良くなってしまいます。もちろんマイナスなことばかりではなく、永遠の友達ができたり、困った時の相談相手として助けられることも多々ありました。
しかし、せっかく高いお金を払って留学をするのであれば、日本人が少ない環境に身を置き、英語で問題を解決し、現地では英語漬けの留学生活を送った方が英語力は必ず伸びます。
今回紹介した日本人が少ない留学先で気になるところがあれば、思い切って決断してしまうのがおすすめです。